不確実な時代に本当に必要なデータ活用は、「社員の幸福度の可視化と改善」にあり
ハピネスプラネットは、日立製作所(以下、日立)の外に「出島」方式で創設された、日立の先進技術や信用、営業チャネルを活用しながら、ベンチャーの俊敏さを併せ持つ新会社だ。人が無意識に起こす身体の動きから幸福度を計測するスマートフォンアプリ「Happiness Planet」を軸に、企業の従業員が前向きに行動する組織づくりのためのアプリ事業を展開している。
そのCEOでHappiness Planetの生みの親でもある矢野和男氏に“幸せな組織”を築くための要点を聞いた。
「成功して幸せになる」のではなく「幸せだから成功できる」
組織のパフォーマンスは、そこで働く従業員の「幸福度」、あるいは「前...