旭化成のデジタル共創戦略にみる、アジャイル経営への挑戦と製造業DX
「Asahi Kasei DX Vision 2030」の達成に向けて、デジタル変革を推進中の旭化成グループ。その取り組みが評価され、経済産業省が東京証券取引所、情報処理推進機構(IPA)と共同で実施する「DX銘柄」に、2021年から3年連続で選定されている。ターニングポイントとなったのは2021年から実施している4つの施策で、それをリードするのが2020年7月に日本IBMから旭化成にジョインした久世 和資氏だ。歴史ある日本の製造業にアジャイルの発想を持ち込んだ久世氏に、旭化成のデジタル共創戦略について伺った。